中高向国入門誌2019年6月号読者の声

◆向山実践の引用がありがたかったです。向山先生のご著書をもっと読まねばと思いながらも、何のどこを読んだらいいのかと弱気になってしまう私にとっては、こういうピンポイントの引用にぐっと引き込まれます。また、追試にあたっての細やかな配慮を書き加えられている点について、さすがだなあと思いました。授業とは、結局のところ「誰がするのか」に集約されているのかなあとしみじみ思いました。

(愛知県・中学校教諭)

 

◆原稿へのコメント、とてもうれしいです。中学に転用できる向山実践を紹介するページなので、しっかりと引用することを心がけました。しかし紙面の都合上、引用を入れた残りのスペースに実際の中学授業でのことを盛り込まねばならず、色々端折って記してあるので、我ながらわかりにくい記事だなと思いました。それだけに、コメントをいただいてなおのことうれしかったです。ありがとうございました。(石川県・中学校教諭

 

◆「複数の生徒の私語が止まらない」クラスが、4クラス担当しているうちの1クラスで起きています。そんな状態だから、全体でも崩壊状態で「ペアで立って読み、終わったら座る」という指示にも従わないです。いつか原田先生のように授業を成立させられるようになるのだろうか、いや、成立させねば!と5月号を読み、叱咤しています。

 長谷川先生の論文や、先生方の取り組みを拝読すると、「次はこうしてみよう!」という気力が湧いてくるので、六月号も楽しみにしています! (茨城県・中学校教諭

 

◆同僚の補充で、高校一年生の授業に入りました。問題演習を一題、というのは教科会議で決められていましたが、易しい問題だったので時間は余ると予測しました。そこで紐解いたのが、この入門誌・今月号です。時間があれば伊藤先生の俳句指導、あまりなければ木多先生の五十音図かな、と当たりを付けて授業に臨みました。結局、後者を選択。さすが鉄板授業、盛り上がって、楽しく終えることができました。バックナンバーを蓄積すると、ちょっとしたネタの宝庫になりそうです。     (茨城県・中学校教諭

 

◆先生方の授業案、参考にさせていただいております。私事ですが、今夏、数年ぶりに検定を受けると決めました。「検定項目を限定し、鍛える」ということを明日から意識して授業に挑みます。【目標】を明らかにし、意識を高く持って取り組んで参ります。     (埼玉県・中学校教諭

 

◆長谷川先生の巻頭論文。読解スキルの解き方指導は、「脳をしんどく活用する方法」であり、「習得するまでにトレーニングを要する。スポーツと同じだ。」という部分に納得しました。その場では分かっていても、いざ問題を解こうとするとできない。そういう生徒に、根気強く教え続けていく粘り強さが、教師にも必要だと思いました。木多先生の文法の授業。小学校の向山実践をどんな形で中学校の指導に組み込めるかを模索する姿勢を、見習いたいと思いました。文法の授業は、とにかく説明が多くなりがちで、生徒も苦手意識を持ちやすいので、「中学校版向山型文法指導」を作っていきたいと思いました。 (福井県・中学校教諭)